“ベスト空港” の称号を欲しいままにしている『シンガポールのチャンギ空港』しかしながら、その地位に慢心することなく、2番手の空港をいま以上に引き離しにかかってきました。
現在、チャンギ空港中央部分にある駐車場が手狭になったため、その場所に地下5階、地上5階の総10階建ての新たな建物を建設中。これが、目を疑うほどの豪華さ。
ワクワクしますねぇ。
あまり大胆さに、ただの ”妄想”ではないかとさえ疑いますが、2018年にはオープン予定。2020年の東京オリンピックより2年も前に、チャンギ空港は、ここまで進化するのです。
この10階建ての建物には、室内最大となる『高さ40メートルの滝』や、『130部屋を有するホテル』、『屋上ガーデン兼食事エリア』などが、お目見え予定。何と総工費は、15億シンガポールドル、日本円にして約1430億円！ちなみに、東京ディズニーランドの総工費 1800億円、東京スカイツリー 650億円、先日10周年を迎えたばかりのセントレア空港 5,950億円也。
この建物が完成する一足前の2017年には、ターミル4が完成予定。
On the top level, Canopy Park will have gardens, walking trails, playgrounds and eateries spanning approximately 13,000 square meters. “We envisaged an area that comes with big sprawling spaces and play activities,” says Goh of Canopy Park. “We wanted to create a place where visitors can simply relax and have fun with their families and friends.” From CNN.com
屋上パークには、遊歩道や遊び場、食事スペースが。”広大で様々なアクティビティで楽しめる、そんな場所を思い描きました。” とパーク担当のGohさん。”人々が家族や友人と共に、心からリラックスできるようなスペースを作りたかったのです。”
ターミナル 1,2,3に囲まれる好立地
地上半分は、まるでジャングル。地下は駐車場
ターミナル2,3には、歩いて渡れる橋が出来るようです
オフィシャルサイト
http://www.jewelchangiairport.com/
NEW チャンギ空港 VS NEW 羽田空港 国際ターミナル
比べても仕方ありませんが、羽田空港 国際線ターミナルにお目見えした “日本橋”と比べると・・・。狭い機内で数時間過ごし、やっと空港という地上に辿り着いた人、現地での滞在を早めに切り上げ、余裕を持ってに空港に着いた人。『緑溢れる屋内ガーデン』と、『伝統美が美しい檜の橋』、どちらに癒され、魅力を感じ、「また来たい」と思うか。感性は人それぞれとは言いますが、今回は明白な気がします。
